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作者:恵比須清司,ぎん太郎
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2016-12-20(富士见书房)
价格:￥600 原版
文库:富士见Fantasia文库
丛书:俺が好きなのは妹だけど妹じゃない(2)
代购:lumagic.taobao.com
俺が好きなのは妹だけど妹じゃない 2 俺が好きなのは妹だけど妹じゃない２ 恵比須清司 富士見ファンタジア文庫 本作品の全部または一部を無断で複製、転載、配信、送信したり、ホームページ上に転載したりすることを禁止します。また、 本作品の内容は、底本発行時の取材・執筆内容に基づきます。 　ＣＯＮＴＥＮＴＳ 序章 第一章：俺はただ、妹に追いつきたかっただけなんだ 第二章：妹とデートすることになったのは、大体俺が悪い 第三章：どこまでやれば、俺は永遠野誓になれるんだ 第四章：今なら言える。俺は妹が大好きだ！ 終章 　あとがき 序章 「はぁ……、どうしてお兄ちゃんとの仲が全然進展してないんですか……」 　私は自室のベッドに寝転がりながら、枕をギュッと抱きしめます。 　お兄ちゃんに代理人になってもらってから、もう三カ月経ちました。 　二人で一人の作家という口実でお兄ちゃんと親密になって、ラブラブでイチャイチャでバラ色な新婚生活が始まると思っていたのに。 「……うう、現実はなんて厳しいんですか」 　確かに、執筆の相談などでお話しできる機会は増えましたよ？ 　でもそれ以外の日常では、相変わらずぎこちない関係が続いてるじゃないですか。 「……私の素直になれない性格が問題なんだってわかってるんですけど……」 　でも、お兄ちゃんは私の作品のヒロインが可愛いって言ってくれました。 　あれは私自身なんですから、私のことも好きになってくれれば──いえ、むしろ好きにしてくれればいいのに！ 　い、いきなりき、きききキスとかされても全然ＯＫですし！　むしろ大歓迎ですし！　それがまだ早いっていうなら、おでこにチュッとかされるだけでも最高に幸せですし！ 「えへ、えへへ………………、はっ!?」 　い、いけません。現実はそうなってないんです。それはなぜか、考えないと。 「もしかして、お兄ちゃんには誰か好きな人がいたり……？」 　はぅっ!?　じ、自分の思考で心臓が止まりそうになりました……っ。 　こ、こんな不健全なことは考えてはいけません。 　……でも、一度頭に浮かんだその考えは、勝手に進んでいってしまいます。 　お兄ちゃんの周りには氷室さんやＷダブルピースさんといった、同性の目から見ても魅力的な女性が確かにいるんです。惹かれる可能性も……。 「それに、お兄ちゃんは妹が好きなわけじゃ