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作者:
石踏一榮
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2016-11-19(富士见书房)
价格:¥600
原版
文库:富士见Fantasia文库
丛书:
ハイスクールD×D
(.3)
代购:
lumagic.taobao.com
B01N63F64U
ハイスクールD×D DX.3 クロス×クライシス
石踏一榮
ハイスクールD×D
.3
富士见Fantasia文库
¥600
¥648
富士见书房
2016-11-19
日文
5
书籍样本, KADOKAWA/富士見書房, ライトノベル, Kindle本
23
ハイスクールD×D DX.3 クロス×クライシス
ハイスクールD×D DX.3 クロス×クライシス 石踏一榮 富士見ファンタジア文庫 本作品の全部または一部を無断で複製、転載、配信、送信したり、ホームページ上に転載したりすることを禁止します。また、 本作品の内容は、底本発行時の取材・執筆内容に基づきます。 目次 Life.1 プレシャス・オブ・アーシア Life.2 赤龍帝のなんでもない日 Life.3 特訓でいこう!【ゆるキャラ編】 Life.4 生徒会の逸材 Life.5 鋼の煩悩 Extra Life.1 クロス×クライシス Extra Life.2 卒業旅行とヴォルテックス・バンチ あとがき ねぇ、ゼノヴィア。私たち、これからも友達だよね? Life.1 プレシャス・オブ・アーシア 「というわけでだ。ダマスカス鋼、いわゆるウーツ鋼ってのは──」 俺──アザゼルは今日も授業の内容から脱線した無駄知識を生徒たちにふるっていた。 ──と、終了のチャイムが鳴ってしまう。 「アザゼル先生、今度またUFOの独自見解を語ってくださいよ」 「あー、なんなら以前話したピラミッドとの関連性についての持論を話してやるよ」 「それは楽しみっス!」 などという授業後の雑談を生徒たちと交わして俺は職員室に戻った。 俺は駒王学園の教員として採用されている。主に化学を教えていた。まあ、天界にいる頃から研究やら実験やらをやっていたからな。そちら方面にはやたらと明るい。 いや、他にも教えられることは多いんだが、俺が国語や地歴をやるってのもなんだか性に合っていないように思えてな。 よく幹部連中に「アザゼルが教員? 絶対にろくでもないことを教えるに決まってる」なんて言われるが、これでもきちんと教師をやっているんだがね。 ……今日みたいにたまには脱線して無駄なことを教えていたりするが……。 「いいですか? 授業中に交換日記をするなんて論外です! しかも男女でこんな不純なことを書いているだなんて!」 隣の席から女性教諭の小言が聞こえてくる。 どうやら、ロスヴァイセ(公民科教師)が男女の生徒二人に注意をしているようだった。ぷんぷんとかわいく怒ってやがる。 会話の内容から察するに授業中に生徒たちがおこなっていたことを咎めているのだろう。 職員室での席の配置的