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作者:望公太
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2016-12-20(富士见书房)
价格:¥600 原版
文库:富士见Fantasia文库

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ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家 ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家 望 公太 富士見ファンタジア文庫 本作品の全部または一部を無断で複製、転載、配信、送信したり、ホームページ上に転載したりすることを禁止します。また、 本作品の内容は、底本発行時の取材・執筆内容に基づきます。  目次 第一章 ラノベ作家のアシスタント 第二章 ラノベ作家の弟子 第三章 ラノベ作家の後輩 第四章 ラノベ作家のライバル 第五章 ラノベ作家の日常 第六章 ラノベ作家の幼馴染み 第七章 ラノベ作家の合コン 第八章 ラノベ作家の夢  あとがき 第一章 ラノベ作家のアシスタント 「はい、陣内です」 『お世話になっています、PXフエニツクス文庫の剣崎です。神先生。新作のプロットありがとうございました。読ませていただきました』 「剣崎さん、お世話になってます。相変わらず仕事早いっスね。で、どうでしたか?」 『単刀直入に言って──ボツね。全ボツ。直してどうこうとかじゃなくて、一から新しいの考えた方がいいと思うわ』 「……単刀直入ですね」 『回りくどいの嫌いなの。陣内くんもそうでしょ? それとも、持ち上げて持ち上げて、これでもかってほどに褒めちぎってから「でもやっぱりボツですね」とか言って欲しい?』 「そりゃ嫌ですけど」 『やっぱり、「ラノベ作家モノ」って厳しいと思うのよね。パッケージが難しいし、単に「ラノベ作家が主人公」ってだけじゃ、読者に手に取らせるフックがない。うちでも他のレーベルでもコケた作品多いし』 「あー……そうですかー。まあ、ダメだろうなって気もしてたんですけど」 『ていうか陣内くん、前も「ラノベ作家モノ」のプロット出して来たわよね? そのときも同じような話をしてボツにしたと思うんだけど』 「今の時代ならイケるかもと思ったんですよ。ほら、今、ラノベ作家が主人公のラノベで、売れてる作品もあるじゃないですか」 『それは、前作がアニメ化してバカ売れした作家だから売れてるのよ。大ヒット作家にのみ許された特権ね』 「……お、俺も一応アニメ化した作家だから、ワンチャンあるかなあ、と」 『大ヒット作家にのみ許された特権ね』 「…………あの、俺はいいですよ? 俺は剣崎さんのキャラわかってますから。でも、世の中にはメンタルがデリケートな作家さんも多いと思うんで、