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作者:あまさきみりと,ぱん
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2017-02-02(角川书店)
价格:¥600 原版
文库:角川Sneaker文库

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俺色に染めるぼっちエリートのしつけ方 俺色に染めるぼっちエリートのしつけ方 あまさきみりと 角川スニーカー文庫 本作品の全部または一部を無断で複製、転載、配信、送信したり、ホームページ上に転載したりすることを禁止します。また、 本作品の内容は、底本発行時の取材・執筆内容に基づきます。  目次 序章 一章 ねこねこ★しゅべぇげりん 二章 SADSトレーニング 三章 ぼっちエリートへ 四章 反撃の夏コミ 五章 レナト・モリノビッチ 六章 嫉妬と自責 七章 レナトさん、学校へ行く 終章 あとがき 「入学したときから、東雲くんのことが好きでした! 付き合ってください!」  俺は放課後の教室で告白されて──快くOKした。俺こと、東雲甲は同じクラスの七海さんと恋愛関係に発展。つまり、恋人同士になったんだ。  色恋沙汰は広まるのが早い。翌週には俺と七海さんが通う上井草高校中に話が知れ渡り、 「マジかよ!? 七海ちゃんは俺が狙ってたのに……」 「ワタシたちの東雲くんがぁ……」  東雲ロスと七海ロスが同時に発生。  大量の恋愛難民による阿鼻叫喚のユニークな光景となったのだが、誰もが「太刀打ちできない」と話す。それだけ、二人は理想的すぎる恋仲ということなのだろう。  俺から見ても、七海さんは群を抜く可愛さを持っていると思う。ロングヘアーの毛先を遊ばせて、オシャレにも敏感な今どきの女子高生。  常に振り撒く天使な笑顔は、男子連中を「ああ~、生きててよかったぁ~」と恋に堕とす堕落魔法らしい。  昼休みに至っては、七海さんが女子友達から「これからイチャイチャしまくりじゃん! 爆発してしまえーっ!」などと、祝福を込めたイジリの洗礼を受ける。  噂によると、七海さんは男子が実施した『付き合いたい女の子ランキング』堂々の一位とか。まだ入学して数ヵ月しか経っていないにも拘わらず、だ。 「わたしたち、注目浴びちゃってるね。恥ずかしいなぁ……」 「そんなに気にすることないって。それより、昼飯はまだでしょ? 一緒に食べようか」 「うん!」  まだ遠慮がちな七海さんの手を取ると、彼女も頰を赤く染めながら、俺の手を握り返してくる。学食に移動した俺たちは、お互いに向かい合って着席。  七海さんが作ってきてくれた手作り弁当を広げた。  卵焼きやハンバーグが添えられたオーソドックスな弁当は