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作者:初美陽一,Syroh
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2016-10-20(富士见书房)
价格:¥600 原版
文库:富士见Fantasia文库

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ドラゴン嫁はかまってほしい ドラゴン嫁はかまってほしい 初美陽一 富士見ファンタジア文庫 本作品の全部または一部を無断で複製、転載、配信、送信したり、ホームページ上に転載したりすることを禁止します。また、 本作品の内容は、底本発行時の取材・執筆内容に基づきます。  CONTENTS 第一章 おしかけ竜姫の嫁入り戦争 第二章 大問題クラスメイト達との遭遇 第三章 亜人ちゃん、学外活動のススメ 第四章 人も魔物も、亜人ちゃんも 第五章 彼女達の救い方 終章  あとがき 第一章 おしかけ竜姫の嫁入り戦争  その日、結城勇海は、金色の美少女ドラゴンとエンカウントした。 「ユウキ、イサミ──イサミ、だな?」  耳触りの良い澄んだ声の持ち主に名を呼ばれ、ごくり、勇海が思わず喉を鳴らす。  軽く毛先のはねた、腰まで届く金の髪。女子制服から覗く長い手足と、起伏に富んだ恵まれたスタイル。透き通りそうなほど美しい、抜けるような白い肌。  人間離れした美しさを持つ少女の、その体は──比喩でも誇張でもなく、輝いていた。肌の露出している部分から、薄っすらと黄金色の輝きが放たれているのだ。  そんな幻想的な美少女を、勇海が〝ドラゴン〟だと見抜いた、最大の理由──彼女の側頭部から、兎のロップイヤーのように下方へ伸びる、金色の角が生えていたからだ。  まさしく彼女は、《金竜》──全ての生物の頂点に立つと謳われる最強の種族の《竜人ドラゴンメイド》たる少女が、燃え盛る紅蓮の瞳と言葉を向けてくる。 「私は、エイミ──誇り高き《金竜》の末裔、エイミ=ドラコ=エクリシア。私の事は、エイミと、そう呼べ。……さあ、イサミ──」 「えっ? あ、ああ……分かった。それは分かったけど、俺に何の用──」 「───私と、戦え!」 「へ? ……なっ、なにっ!? ちょっ、何でそんなコトっ……」 「忘れたとは言わせないっ……私と、戦え……! そして、そしてっ──」  戸惑う勇海に有無を言わせず、エイミと名乗った彼女はスカートを翻し──! 「そしてっ───私と結婚、するんだっ!」 「え──えええええっ!?」  ──何やらとんでもない事を叫びつつ、襲い掛かってきた。あまりにも突然の求婚に困惑する勇海だが、烈火の如く迫る金竜の少女へと辛うじて問いかける。 「ちょ、ちょっと待った! 何でキミと戦って、結