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作者:空埜一樹,児玉酉
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2016-11-02(Hobby Japan)
价格:¥638 原版
文库:HJ文库
丛书:超!異世界学級!!(2)
代购:lumagic.taobao.com
超!異世界学級!! 2時間目 目次 七月三日 「イトク大型イベント開始」 七月八日 「一筋縄ではいかない林間学校 出発編」 七月八日 「一筋縄ではいかない林間学校 楽しい昼編」 七月八日 「一筋縄ではいかない林間学校 恐怖の夜編」 七月八日 「一筋縄ではいかない林間学校 番外編」 七月十一日 「ユーシャくん登場」 七月十二日 「ヒトは見かけで」 七月十六日 「イトクのカップル事情」 七月二十七日 「夏休み突入! それぞれの生徒たち」 七月三十日 「アイドルの意外な素顔」 八月六日 「潜入、未知の世界」 八月十四日 「エル子、大海原に漕ぎ出でる」 八月二十日 「不束な娘ではありますが」 八月二十七日 「イトクでの夏の夜は過ぎて」 あとがき 七月三日「イトク大型イベント開始」日直 「はーい。皆さん、注目ー!」  じめついた曇り空の日が少なくなり、ようやく梅雨明けの兆候が見え始めたその日。  いつものようにHRで教壇に立った御前崎先生が、高らかな声を張り上げた。 「来週からは、いよいよ、皆さんお待ちかねの行事が始まりますよー!」  笑顔の御前崎先生とは対照的に、クラスメイト達の顔には困惑が窺える。かく言うオレもそうで、なんかあったっけ? と脳内にある記憶の棚を引っ掻き回していた。  が、探り当てるより前に先生が正解を発表する。 「そう――『林間学校』ですっ!」  ああ、そういや、もうそんな季節か。  イトクの委員長になってから、色んなことが起こり過ぎて、すっかり失念していたな。  が、合点がいったのはオレだけらしく、イトクの面々からざわめきが消えることはなかった。