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作者:折口良乃
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2016-06-24(集英社)
价格:¥600 原版
文库:DashX文库

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モンスター娘のお医者さん この本は縦書きでレイアウトされています。 Contents 症例1   闘技場のケンタウロス 症例2   水路街のマーメイド 症例3   医者嫌いのフレッシュゴーレム 症例4   不治の病のラミア 終章 竜の街のお医者さん ダッシュエックス文庫DIGITAL モンスター娘のお医者さん 折口 良乃  症例1 闘技場のケンタウロス 「あのぉ~、やっぱり、するんでしょうか~?」  狭い部屋であった。  厚布で仕切られた部屋は、白を基調とした空間だ。シーツやベッドなどがきちんと用意され、清潔感にあふれた部屋。  そんな場所で、二人の男女が向かい合っていた。  女性は、すでに上半身の衣服を脱いでいた。身に着けているのは牛革で作られた下着だけである。豊満なその胸を両手で覆い隠す仕草。女性の美しい容姿もあって、狭い部屋の中にはいかにも怪しげな雰囲気が漂っていた。  不安そうな面持ちの女性に、向かい合う男は優しく声をかける。 「はい、よろしくお願いします」 「でもぉ~、やっぱり恥ずかしいというか~」  女性は間延びする喋り方だが、照れている様子がありありと感じられる。 「ですが奥さん、皆やっていることですから」 「けれど~、私には主人が~」 「きちんと終えればご主人も心配なさいませんよ」  女性はしばらく考えている様子だったが、やがて意を決したように、胸を隠す腕を下ろした。うつむく表情はどこか恐れのようなものを感じさせる。 「あの、できれば優しく~」 「はい、大丈夫です。痛くしませんよ」  男の態度はあくまで温和であった。しかし、その手はまっすぐ女性の豊満な乳房へと伸びていく。  ずっしりとした重量感を持つ胸を、男は下から持ち上げるように触っていった。 「んん~……ッ!」 「あ、い、痛かったですか!?」 「だ、大丈夫です~……ちょっと、びっくりして~」 「じゃあ、続けますね」  男は真剣な表情で、女性の乳房を揉みしだいていく。 「ん、あ、そこ、痛ッ……!」 「ごめんなさい、ちょっと我慢してくださいね」 「んぅ……あ、はン……!」  喘ぎ声に似た声は、快感で声が漏れているようにも、逆に痛みを耐えているようにも聞こえてくる。男性の手はさらに胸に触れていき、女性の反応を確かめているようだった。 「ご、ごめんなさいご