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作者:大楽絢太,今野隼史
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2016-06-20(富士见书房)
价格:¥660 原版
文库:富士见Fantasia文库
丛书:ここは異世界コンビニ デモン·イレブン(3)
代购:lumagic.taobao.com
ここは異世界コンビニ デモン·イレブン3 お客様、当店は伝説のコンビニを目指すことになりました! ここは異世界コンビニ デモン・イレブン3 お客様、当店は伝説のコンビニを目指すことになりました! 大楽絢太 富士見ファンタジア文庫 本作品の全部または一部を無断で複製、転載、配信、送信したり、ホームページ上に転載したりすることを禁止します。また、 本作品の内容は、底本発行時の取材・執筆内容に基づきます。  目次 開店(序章) シフトⅠ ここは洋上コンビニ デモン・イレブン シフトⅡ ここは世界樹コンビニ デモン・イレブン シフトⅢ ここは戦場コンビニ デモン・イレブン シフトⅣ ここは魔王城コンビニ デモン・イレブン シフトⅤ ここは異世界コンビニ デモン・イレブン 閉店(終章)  あとがき    開店序章 「な、なんだこれ……!?」  オレ、九条麻衣、店長代理、野宮勇気、白雪塔子は呆けるように立っていた。  ここはとあるコンビニエンスストア、デモン・イレブン店内。  コンビニエンスストアだから、店内は当然、ありふれた物で溢れている。  立ち読みされて表紙が寂しいくらいクッシャクシャになってる週刊少年漫画雑誌。  誰が使うんだっていうくらい膨大な種類のオレにはよくわからないコスメ商品。  しかしそんなありふれた物達とは裏腹な、超・非日常な光景が、今確かにオレ達の傍には存在していた。 「どこなんだよここは……!?」  それは、店の窓から見える、外の光景。  みなさんご承知の通り、デモン・イレブンは三ヶ月前、日本から異世界──いわゆる剣と魔法のファンタジー世界的な──の草原に転移し。  そこで散々苦労しながら、店の売上げを伸ばしてきていた。  けれど、今、窓の外に見える光景は、まったく草原のそれではない。  海。  波も高くなく、風もない、晴天の凪の海。  その真ん中に、デモン・イレブンは、何故か浮かんでいるのだ。  客は一人残らず消えている。 「おいおいおい……〝草原〟はどこいったんだよ……!?」  脂汗をにじませながら独り言のようにいったのは、店長代理。  ──が。  さぁここからである。  オレ達を襲う混乱が、本気を出し始めたのは。  確かに、まだ〝突然海に転移した〟だけなら、なんだかんだ異常な状況はお手の物なオレ達五人である。混乱しつつも事態にスンナリ立ち向かえた可能性はあった。  けれ