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作者:森田季節
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2016-05-25(集英社)
价格:¥600 原版
文库:DashX文库

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異世界作家生活 女騎士さんと始めるものかきスローライフ この本は縦書きでレイアウトされています。 ダッシュエックス文庫DIGITAL 異世界作家生活 女騎士さんと始めるものかきスローライフ 森田季節 CONTENTS 序章 第1話 異世界に召喚された 第2話 王国での家が決まった 第3話 教師生活が始まった 第4話 生徒が年上すぎて教えづらかった 第5話 貴族の食事はやっぱり美味かった 第6話 小説のエロについて真剣に考えてみた 第7話 来るなら事前に言ってほしかった 第8話 肩がこりそうだなと思った 第9話 ご近所さんに出会った 第10話 王国のオタクイベントに行った 第11話 続・王国のオタクイベントに行った 第12話 昼食代が浮いた 第13話 パクリ疑惑があった 第14話 プチ修羅場を体験した 第15話 イラストレーターに会った 第16話 地下室に監禁された 第17話 天才は教育に向いてなかった 第18話 生徒が逃亡した 「みんな、おはよう。講師の長谷部チカラだ。今日も文章の書き方をできるかぎり、やさしく、わかりやすく、教えていくのでよろしく」 「「よろしくお願いしまーす」」  すぐに生徒たちの元気な声が返ってくる。  ただし、いろんな声は一つになったりはしない。特徴はそのままに残して、混ざり合っている。よく聞くと、それがわかる。  なにせ、こちらの世界に住む普通の人間もいればコボルトやハーピー、サイクロプスもいる。サイクロプスの声は意外と小さい。 「今日は、二ページでショートショート、つまりすごく短い話を作ってもらう」 「「はーい!」」  今度はなかなか統一感のある声だった。統一しなくてもいいけどな。むしろ個性を伸ばすつもりでいる。 「テーマは自由だけど壮大な話は無理だから、笑える話やオチが意外な話を考えよう」 「「はいっ!」」 「じゃあ、早速やってみようか。制限時間は十分。詰まったら遠慮なく手を挙げろ」  教壇に立つことには慣れてきたのか、俺の声も教師らしく堂々としてきた。  とはいえ、教師一年目なので、この教え方が正しいかはわからんが。  ファンタジー世界とでも言うしかない異世界の国家、アルクス王国。