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作者:春日部タケル,ハル犬
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2016-06-02(角川书店)
价格:¥600 原版
文库:角川Sneaker文库
丛书:オーバーカマー!!(1)
代购:lumagic.taobao.com
オーバーカマー!! 馬鹿とチートは紙一重 オーバーカマー!! 馬鹿とチートは紙一重 春日部タケル 角川スニーカー文庫 本作品の全部または一部を無断で複製、転載、配信、送信したり、ホームページ上に転載したりすることを禁止します。また、 本作品の内容は、底本発行時の取材・執筆内容に基づきます。  目次 1話 勝負の決め手はアレ 2話 綺麗な薔薇(棘+) 3話 鮮血乱れ咲き 4話 彼女の氷は砕けない 5話 はじめてのともだち 6話 確定した未来 7話 チートフルダイス 終章  あとがき 「報酬は、お前のパイオツだ」 「……はい?」  唐突な言葉に戸惑う依頼人に、レッド・フルハートは堂々と続ける。 「だからパイオツだ。抱えている問題があるなら、パイオツを揉ませてくれれば俺がバッチリ解決してやる」 「……あの……言っている意味がいまいち分からないんですが……」  依頼人の綺麗なお姉さんは、遠慮がちにレッドに視線を向けた。 「ああ、表現が少し下品だったな。パイオツとはつまり、おっぱいの事だ」 「……ええと……そういう事ではなく……あの……こちらはフルハートお悩み解決する所で……間違いありませんよね?」 「ああ。そして俺が所長のレッド・フルハートだ」 「そ、そうですよね。私、相談事があって……あ、もちろんお金は用意してきたんですけど──」 「フハハ! 金だと? そんなもんはいらん! うちはニコニコ現金払いではなく、モミモミパイオツ払いしか認めていない!!」 「……………………」  お姉さん、しばらくの間絶句。  そして── 「…………あの……私、失礼しますね」 「ちょ、ちょっと待ってくださーいっ!」  そこへ慌てて割り込んでくる人物がいた。 「レッドさん! 人がお茶淹れてる隙に何やってんですかーっ!」  白くなびく髪が印象的なその少女は、興奮気味に声を張り上げた。 「喚くなミルフィ。ただの依頼人とのコミュニケーションだ」 「いや、レッドさんのは断じてそんな上等なのじゃありませんから……」  ミルフィと呼ばれた少女は、げんなりした表情でレッドを見やる。 「では揉ミュニケーションだ」 「なんかオヤジギャグ言い出したよこの人!」 「少し黙っていろ、バストサイズ八十三女」 「ちょっ……なんで知ってるんですか!?」 「お前が寝てる間に揉んでるからな