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作者:
椎月アサミ
,蜜桃まむ(eden’sNotes)
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2016-04-28(讲谈社)
价格:¥540
原版
文库:讲谈社轻小说文库
丛书:
V系バンドの王子様が実は学園一の美少女お嬢様なのは秘密にしてくれ
(1)
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V系バンドの王子様が実は学園一の美少女お嬢様なのは秘密にしてくれ
椎月アサミ , 蜜桃まむ(eden’sNotes)
V系バンドの王子様が実は学園一の美少女お嬢様なのは秘密にしてくれ
1
讲谈社轻小说文库
¥540
¥648
讲谈社
2016-04-28
日文
5
ライトノベル, 书籍样本, Kindle本
11
V系バンドの王子様が実は学園一の美少女お嬢様なのは秘密にしてくれ
ご利用になるブラウザまたはビューワにより、表示が異なることがあります。 口絵・本文イラスト/蜜桃まむ(EDENS NOTES) デザイン/ムシカゴグラフィクス 編集/庄司智 「緋ヒ萌メ、こっちのシャンプー使えよ。お前のと同じやつだって妹が言ってた──」 すりガラスのドアを開けると、ほの白い湯気が頰に当たった。 とある事情で俺が出会った少年──緋萌は、Rosenkreutzローゼンクロイツというヴィジュアル系バンドのギターボーカルだ。 ほんのなりゆきから、今こうして俺の家でシャワーを浴びている。 身体を洗っている最中だったのか、緋萌は泡をつけたまま俺の方を振り向く。 はちみつのように艶めく金髪から、小さな水滴が飛ぶのが、いやにゆっくりと映った。 「──え?」 シャワーの水をはじく、透き通った肌。 しなやかにくびれたウエスト、桃みたいにぷりっとしたお尻。 そして、ふるんと揺れる、二つの膨らみ。 緋萌は可愛らしい顔をきょとんとさせて、瞬きを繰り返している。この事態がよく飲み込めていないようだ。 俺もそう。疑問符で脳内が埋め尽くされている。 「……誰?」 俺の声は、バスルームに吸い込まれる。 おかしい。俺はただ、街でばったり会った少年を、家に連れてきただけなのに──。