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作者:新木伸,あるや
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2016-04-22(集英社)
价格:¥648 原版
文库:DashX文库
丛书:異世界Cマート繁盛記(3)
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異世界Cマート繁盛記 3 この本は縦書きでレイアウトされています。 目次 第42話 「帰ってきた店主」 第43話 「図鑑無双」 第44話 「おとなごはん」 第45話 「信頼の話」 第46話 「シャワー無双」 第47話 「壺貯金」 第48話 「香辛料無双」 第49話 「パスタ無双」 第50話 「化学調味料無双」 第51話 「占い無双」 第52話 「占い禁止」 第53話 「バイトを雇う」 第54話 「人生ゲーム」 第55話 「一二進数」 第56話 「せくはら」 第57話 「福引き禁止」 第58話 「人さらい」 第59話 「美津希ちゃんお泊まり」 第60話 「戦争のはなし①」 第61話 「戦争のはなし②」 ダッシュエックス文庫DIGITAL 異世界Cマート繁盛記3 新木 伸 「おーい。ただいまだぞー。帰ったぞー?」  店の前までやってくると、俺は、いきなり入ってしまう前に、まずそう声をかけた。  ええと。どんくらいだっけ?  じつはけっこうしばらく店を空けていた。ずっと向こうに行っていたが、いま、ようやく戻ってきた。 「ま、ますたー……?」  バカエルフのやつが、戸口に立っている。  なにか信じられないものでも見るような顔で、俺のことを見ている。  おや? ちょっと瘦せたか? 「マスター! マスター! マスタあぁぁ!!」 「ほぐう」  もんのすげータックルが腹にきた。路上に押し倒されかねない勢いだ。  俺はなんとか踏みとどまった。バカエルフは、俺にしっかりとしがみついてくる。 「マスター! マスター! いなくなっちゃったかと思いましたよ! もう帰ってこないんじゃないかって!」 「はぁ?」  俺はバカエルフの顔を引き剝がした。  うええ。きたねえ。ハナミズついたー。  いくら美少女でもハナミズはハナミズだ。ばっちー。きたねーっ。えんがちょー。 「んなわけねーだろ。俺が帰るところは、ここしかねえんだから」  ナミダまみれ、ハナミズまみれのバカエルフに、そう言った。  なんでそんなあたりまえのことを言わなきゃならんのか。  ――と。視線を感じて目をあげれば、エナのやつ