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作者:新木伸,森沢晴行
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2016-01-22(集英社)
价格:¥600 原版
文库:DashX文库
丛书:英雄教室(4)
代购:lumagic.taobao.com
英雄教室 4 この本は縦書きでレイアウトされています。 CONTENTS 第一章 「ローズウッド学園の騒動」 第一話 「生徒会長選挙」 第二話 「お色気の目覚め」 第三話 「勇者王登場」 第四話 「ブレイドの休日」 第五話 「カツカレー最後の日」 第二章 「ソフィ」 ダッシュエックス文庫DIGITAL 英雄教室4 新木 伸    第一章「ローズウッド学園の騒動」    第一話「生徒会長選挙」      ○SCENE・Ⅰ「国王の寝室」  こんこん。手首を返して、学園長室のドアをノックする。  数秒待ってから、またもういちど――。  こんこん。  返事はない。  アーネストは、深く大きく息を吸ってから――。 「国王陛下。――アーネスト・フレイミングです」  やっぱり返事はない。 「はぁ」  大きく、ため息をついてから、ドアノブに手をかける。 「入ります。入ります……。入りますよー……?」  前に一度入ったことのある国王陛下の寝室に、そろりと、アーネストは頭の先から入っていった。  前のときと同じように、陛下の姿は、広い正方形のベッドの上で見つかった。ぐーぐーと寝息を立てて、大の字になって、本当に無警戒に寝ている。 「陛下。国王陛下」  まずは近づく前に声をかけてみる。  ぐー、ごー。  ずいぶん乱れたシーツの上で、裸の野獣――もとい、男性は、のんきにイビキをかいている。 「陛下。国王陛下」  もう一歩ほど近づいて、声をかける。  セイレーン女史から許可はもらってある。  容赦なく叩き起こしていいと言われている。  ちょっと楽しみ。  アーネストは伸ばした指先で、顎髭の上のほっぺを、つんつんとやった。 「う~ん……、むにゃむにゃ……、セイレーン……、やめたまえよ……」  完全に勘違いしている。  おもしろくなってきて、もっと、つんつんとやった。容赦なく、つんつんと、つっついた。  問題ない。許可は得ている。不敬罪にはあたらない。 「ふふふふ……、ういやつめー……」  国王が寝言を言った。  そして――。  がばっ、と、きた。  抱きつ