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作者:むらさきゆきや,鶴崎貴大
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2015-09-02(讲谈社)
价格:￥594 原版
文库:讲谈社轻小说文库
丛书:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(3)
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異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術3 これまでのあらすじ 　ＭＭＯＲＰＧクロスレヴェリにおいて坂本拓真は、その圧倒的な強さと、公式ラスボスより雰囲気のある演技ロールプレイにより『魔王』と呼ばれていた。 　誰より早く《脳の魔王エンケバロウス》を倒したことで、彼は超級レアアイテム《魔王の指輪》を獲得する。あらゆる魔術を反射するという、最強装備のひとつだった。 　ある日──拓真はクロスレヴェリそっくりの異世界へと召喚されてしまう。 　豹人族の少女レムと、エルフの少女シェラ、二人は同時に儀式を行ったらしく〝自分こそが召喚主だ〟と言い合う。 「……この召喚獣はわたしが召喚したのです。あなたの魔術は成功していません」 「違うし！　あたしのだし！」 　しかし、《魔王の指輪》により魔術は反射されていた。《隷従の首輪》が、なんと彼女たち自身に嵌まってしまう。 　二人のケンカに困惑する拓真。彼はプレイヤーとしては優れているが、コミュ力は皆無なのだ。悩んで放った台詞は、ゲームで使っていた魔王ロールプレイだった。 「くだらん争いはやめるがいい。貴様らは今、《ディアヴロ》の前にいるのだぞ」 　地方都市ファルトラで、三人は宿を借りる。 　そこへ街の重要人物──魔術師協会会長セレスが訪ねてきた。どうやら、レムには秘密があるらしい。なんとその身に《魔王クレブスクルム》が封じられているのだという。 　誰にも助けてもらえまい、と悲観しているレムに、ディアヴロは言い放つ。 「俺に全て任せろ。貴様にどんな事情があろうと魔王が吞みこんでくれる」 　翌日、冒険者となったディアヴロたち。 　初クエストに行ってみると、実は罠だった。エルフの精鋭部隊がシェラを連れ戻そうと襲ってくる。なんとシェラは、エルフの宗主国グリーンウッド王国の王女だったのだ！ 　しかし、ディアヴロは彼らをあっさりと撃退した。 　レベルに差がありすぎる…… 　死んでも復活できるゲームと、死亡リスクのある異世界の差を実感するのだった。 　後日、魔族エデルガルト率いる一〇〇体の魔族が襲来する。同時に、街中にも強力な魔族が出現していた。 　本気になったディアヴロは、エデルガルトたち一〇〇体の魔族を退け、帰還魔術により一瞬で街に戻る。そして、頑強な魔族グレゴールを圧倒的な魔力で撃破して、レム