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作者:箕崎准
类型:少年向 书籍样本 日文
出版:2015-08-07(SB Creative)
价格:¥500 原版
文库:GA文库
丛书:ハンドレッド(8)
代购:lumagic.taobao.com
ハンドレッド8 ―全世界武芸大会 ハンドレッド8 ─全世界武芸大会<下>─ * * * 箕崎 准 本書に掲載されているコンテンツの著作権等の知的財産権およびその他すべての権利は、SBクリエイティブ株式会社または正当な権利を有する第三者に帰属します。 本書の内容を権利者の許諾なく複製・複写・翻案・放送・出版・データ配信(送信可能化を含む)などすることはできません。 カバー・口絵 本文イラスト 大熊猫介(ニトロプラス) 目次 序章 第一章 姉と弟/キャロル/s-Sports 第二章 チーム戦開幕/女王vs姫騎士/姉弟妹の絆 第三章 不安な朝/和解と未来/神聖教会の力 第四章 因縁の相手/仇討ち/暗殺者 第五章 決勝戦/教皇の能力/緊急警報 第六章 作戦開始/歌姫の任務/大会の覇者 終章 序章 「カレンがテロリストを追いかけてるって……。場所はどこなんですか。すぐにそこへ向かいます!」  PDAを通じて一報を聞いたハヤトは、クレアに焦りながら訊ねた。 「僕もハヤトについていくよ」 「わたしもだ」  すぐさまエミリアとレイティアも、ハヤトに同調を示す。  その声はハヤトのPDAを通じて、クレアに届いていたようだ。 『わかりました。すぐに如月カレンの現在地を送信致しますわ。エリカ、リトルガーデンはセカンドポイントのテロリストの捕獲に向かうと、警備本部に伝えておいてくださる?』 『──了解です』  エリカが返事をしてからすぐにカレンの現在地GPSデータが、ハヤトたちのPDAに届いた。  走って五分程度の距離だ。 「行くぞ」 「うんっ」  ハヤトの呼び掛けに頷いて、エミリアも走り出した。後を追ってレイティアも走り出すが、フリッツだけが、その場を動くことがなかった。  それに気付いたのだろう。  レイティアは振り返って、フリッツに声を掛けた。 「どうしたんだ? はやくカレンのところにいくぞ!」 「俺はいかない」 「それはどういうことだ?」  フリッツの返事を聞いたレイティアは、驚きながら問いかけた。 「カレンの元に向かうのはお前たち三人でいいってことさ。こういう時のために、俺は特別な訓練を積んでるんだ。俺は、俺が出来ることをさせて貰