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作者:ぷにちゃん
类型:乙女向 TL 书籍样本 日文
出版:2017-02-27(Julian Publishing)
价格:¥972 原版
文库:皇家之吻文库(Royal Kiss)

代购:lumagic.taobao.com
ガラスの靴は、ネズミがくわえて持ち去りました。 この作品はフィクションです。 実際の人物・団体・事件などに一切関係ありません。 「ちょっと、リラ! わたくしの髪を結んでちょうだい」 「リリアン姉様の髪は、わたくしと違ってくせっ毛ですものね」  リラは毎朝、リリアンの髪を整えるという役目もあった。自分でやればいいのに、不器用な性質なのかリリアンは自分で髪を結うということはしなかった。  ナキアはいつもそれを不満そうに見ているが、リラは気にしない。  ──嫌いな人に髪を触らせるっていうのも、不思議。  やっぱり不器用すぎて、大嫌いな私に頼むしかないんじゃないだろうかとリラは思う。なので、嫌な顔一つせずにリリアンの髪を編み込んでいく。  難しいことは出来ないけれど、前世の記憶があるリラは簡単に出来る髪のアレンジ方法をたくさん知っていた。なので、リラもなんとかかたちになるくらいには整えることが出来る。 「あなた、愚図のくせにこういうことは上手よねぇ」  結い上がった自分の髪を見ながら、リリアンが感心した声をあげる。  リラのことを愚図と言うのは、掃除などが遅いからだ。掃除をしてもすぐ汚されてしまうのなら、早くやっても意