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作者:小林典雅
类型:乙女向 BL 书籍样本 日文
出版:2016-12-15(新书馆)
价格:¥620 原版
文库:Dear_Plus文库

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武家の初恋 武家の初恋 目次 武家の初恋 あとがき    序  舞谷藩士、榊鉄之丞には嫁がいない。  正しくは、嫁の来手がない。  と言っても、見るもおぞましい妖怪めいた風貌だとか、棺桶に片足つっこんでいるような高齢だとか、『飲む打つ買う』の悪癖があるとか、下帯を半年替えないような耐えがたいほど不潔な質だとか、極度の女嫌いだとか、傘張りをしないと生活が立ち行かない極貧だとか、縁遠い理由が榊自身にあるわけではなかった。  むしろ容姿は男らしく整っており、歳の頃は二十八、寡黙で無表情だが根は優しく、藩でも名のある武家の惣領で、江戸家老・箕作靱負の用人として重用され、教養もあり、剣の腕もたつ。  唯一あまり大きな声では言えない、迂闊に人に知られると気まずい嗜好があるが、平素は誰にも気づかれぬよう細心の注意を払ってひた隠しにしているし、もし嫁に知られたとしても、気の優しい女人なら「まあ、男の方にしては随分珍しいご趣味があったのですね」と微苦笑してくれるかもしれない小さな隠し事である。  概ね好条件が揃っているにもかかわらず、ある事情により、親族がどんなに必死に縁談をとりまとめようとしても