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作者:朝前みちる,椎名咲月
类型:乙女向 书籍样本 日文
出版:2017-01-19(Enterbrain)
价格:¥620 原版
文库:Bs-Log文库

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男装王女の華麗なる輿入れ 男装王女の華麗なる輿入れ 朝前みちる 電子版 ビーズログ文庫 本作品の全部または一部を無断で複製、転載、配信、送信したり、ホームページ上に転載したりすることを禁止します。また、 本作品の内容は、底本発行時の取材・執筆内容に基づきます。  目次 男装王女の華麗なる輿入れ 序 幕 そして、星に騎士はほほえむ。 第一幕 されど、姫君は剣をかざす。 第二幕 なれど、星は姫君を知らず。 第三幕 かくて、騎士は皇妃となりや。 閉 幕 そして、星は騎士をめでる。 あとがき プロフィール  とある大陸に、星々に愛された──アルビレオ星王国という国がありました。  その国は四方を大国に囲まれた小国です。  ですが、大国相手でも一歩も譲ったことはありません。  それはその国の王族は星の声を聞くことができ、特殊な力を宿していたからです。  王位の選定方法も独特で、君主は複数の王配を求められていました。  すべては大切な民を護り、己が信念を貫くため。  神聖不可侵にして孤高。  建国以来、初めて無能力者の王女が生まれてもなお、その国を侵せた者はいまだいないのです──。 「せ、先刻まで昼だったというのに、国境を越えた途端にこれとは……」  声に出すつもりはなかったのだろう。一瞬で夜に切り替わった空を見上げていた側近のハインリヒは、ズレた野暮ったい眼鏡を上げて頭を下げる。 「殿下の御前で、失礼いたしました」 「んー……別にいいよ」  殿下、という呼びかけで背後の話し声が一瞬静まったものの、すぐ「これが例の……」「化け物の国とはまさに……」などといった囁きが聞こえてくる。  煩わしいのも、まとわりつかれるのも嫌いだ。だから偏見の少ない、必要最低限の四人だけ連れてきたというのに、完全に偏見を持たないわけにはいかないようだ。 (……化け物の国、ねぇ)  肩をほぐしながらあくびをする。  自分たちの母国ヴィッセン帝国の隣国にあたるここ──アルビレオ星王国は四方を大国に囲まれた小国だ。  とはいえ、そこらの吹けば飛ぶような小国とはわけが違う。  特別な鉱石や珍しい生糸の織物などの産業に、『交易の要所』であるため徴収できた通行税だけでもかなり豊かで栄えた国であった。  まさに金のなる国だがしかし──有史以来、アルビレオ星王国は無敗神話を誇っ