后退 返回首页
作者:あさぎ千夜春
类型:乙女向 TL 书籍样本 日文
出版:2016-12-08()
价格:¥0 原版
文库:马卡龙文库

代购:lumagic.taobao.com
寵妃花伝 皇太子殿下の愛檻 寵妃花伝 皇太子殿下の愛檻 あさぎ千夜春 目次 序章 一章 花星宮の兄妹 二章 思い出の故郷 三章 幼なじみとの再会 四章 皇帝としての決意 五章 それはただひとつの愛ではなく 六章 美玲の罪 七章 覚悟 最終章 永遠に 終章 序章 「お父様、お父様ぁ……」  か細い泣き声が天子の寝所で響いている。泣き声の主は十代後半の少女だ。嗚咽しながら体を震わせ、時折、ケホケホと咳き込む。  床まで届きそうな豊かな黒髪を美しく結い上げ、額に紅で、独身女性を意味する睡蓮を模した花を描いている。ほっそりとした体がまとうのは絹の肌着に涼しげな色合いの襦と裙。それほど華美なものではないが、身につけているものはすべて一級品だ。 「美玲。いつまでもそのように泣いてすがると、体に障る」  労わるように声をかけてきたのは二十代半ばの青年。名を鷹蓮といい、この国のたったひとりの皇子である。  光沢のある黒の長衣に、銀糸の刺繍が施された帯を身につけた目を見張るような美丈夫で、その体からは皇族の証である花の香りをしっとりと漂わせていた。 「うっ……は、はいっ……兄様」  美玲と