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作者:村沢侑,煮たか
类型:乙女向 书籍样本 日文
出版:2017-01-19(Enterbrain)
价格:¥620 原版
文库:Bs-Log文库

代购:lumagic.taobao.com
フォルテックの獣使い お仕事中、迷子の俺サマ拾いました! フォルテックの獣使い お仕事中、迷子の俺サマ拾いました! 村沢侑 電子版 ビーズログ文庫 本作品の全部または一部を無断で複製、転載、配信、送信したり、ホームページ上に転載したりすることを禁止します。また、 本作品の内容は、底本発行時の取材・執筆内容に基づきます。  目次 フォルテックの獣使い お仕事中、迷子の俺サマ拾いました! あとがき プロフィール  森の中、整備された遊歩道を九人の集団が進んでいる。  軽装に身を包んだ八人を先導しているのは、ガイドの小旗を持った栗色のふわふわの長い髪をした少女。  くるくると表情のよく変わる大きな瞳が印象的な彼女の名前は、アイナ・アルバック。  近くにある大きな町、フォルテックの高等学校に通う十六歳だ。 「はい、ではまもなくキャロハット渓谷の展望台でーす! 申し込み時及び道中でも説明したかと思いますけれど、ガイドの私の指示に従っていただかないと身の危険がありますからね! くれぐれもご注意くださーい!」  元気よく案内する声はよく通る。彼女は、フォルテックの「ギルド」と呼ばれる組合でアルバイトをしている。  アルバイト先は、「ツアーガイド部」。そのため、時々こうして観光客のガイドを担当することもあった。 「キャロハット渓谷って、きれいな鳥さんがたくさんいるんでしょう?」  目をキラキラさせながら声を上げたのは、四人家族の小さな少女。  五歳くらいのツインテールの少女は、小さなリュックを背負い、一時間ほどの道中を泣きもせず元気に歩いてきた。 「違うよ、すっげーかっこいいワシなんだよ! でっかくって、ぐわーって!」  そう答えるのは、七歳くらいの兄だ。見るものなんでも興味を示し、アイナにあれやこれやと質問してくる姿はとても活発そうだ。 「そうねー、きれいだし、かっこいいし、大きいし、飛んでる姿もすっごく素敵なのよ! 楽しみにしててね!」 「うん!」  二人が嬉しそうにうなずく姿は、アイナでなくとも頰が緩む。それをほほえましそうに見ているのは、旅慣れた様子の老夫婦だ。  二人は服装こそ軽装だけれど、持っている帽子や杖、水筒は使い慣れた感があり、ガイドするアイナにとっても安心感がある。 「そうねえ、キャロハット渓谷は二度目だけれど、ワシたちが一斉に飛び立つところは圧巻だったわねえ」 「