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作者:間之あまの,花小蒔朔衣
类型:乙女向 BL 书籍样本 日文
出版:2017-01-19(幻冬舍)
价格:¥734 原版
文库:幻冬舍金红石文库

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おとなりの野獣さん 幻冬舎ルチル文庫 おとなりの野獣さん 間之あまの  ◆目次   おとなりの野獣さん   あとがき おとなりの野獣さん    【1】  タタタン、タタタン──規則正しく響く音、軽い振動。  昼下がりの電車はいつになくすいていて、車窓から射しこむ秋のやわらかな日差しが眠気を誘う。  何回めかのあくびをかみ殺した栗木朋は、大きな瞳をとろりと閉じた。いや、正しくはまばたきをしたら目がもう開かなかった。荷造りのためにゆうべ夜更かしをしたのがいけなかったらしい。  降りる駅を間違えないためにもちゃんと起きていないとと思うのに、心地よい揺れと陽だまりの暖かさにとろとろと足下が崩れるように夢の中に引きずりこまれてゆく。  ふと気付くと、目の前に男の子が立っていた。  じっとこっちを見ている彼の視線は小学生とは思えないくらいに強い。  凜々しい眉、くせのある真っ黒な髪。子どもながらに男前という言葉が似合う整った顔立ちは不機嫌そうで、何かを握りしめたこぶしをこっちに突き出している。  あ、またゴウくんの夢だ……と夢うつつで朋は思う。  小学生のころのクラスメイトなんて覚えて