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作者:愁堂れな
类型:乙女向 BL 书籍样本 日文
出版:2016-12-15(幻冬舍)
价格:¥648 原版
文库:幻冬舍金红石文库

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愛しきたくらみ [たくらみシリーズ] 幻冬舎ルチル文庫 愛しきたくらみ 愁堂れな ◆目次 愛しきたくらみ 束縛は愛の証 コミックバージョン あとがき 愛しきたくらみ 1 「おぉ! またかかったやないか。なんや、瀬戸内の真鯛は面食いなんか?」  揺れる船の上、短パンにパーカーという、それまで高沢裕之が目にしたことのないラフな格好をした八木沼賢治が──日本最大の規模を誇る暴力団組織『岡村組』の組長が、明るい笑い声を上げ、今、まさに全長五十センチ以上ある大きな真鯛を釣り上げた相手を見やる。 「面食いなら、兄貴の竿に食いつくでしょう」  ふふ、と笑いながら鯛を釣り針から外していた彼が──関東一の勢力を持つ広域暴力団『菱沼組』の第五代組長にして、八木沼とは兄弟杯を交わした間柄である櫻内玲二が、兄貴分に向かい、鯛を掲げて見せる。  面食い、ということなら、この二人、どちらの竿に食いついても納得できる。心の中で呟きつつ、倦怠感に包まれていた高沢の目の前では、『色男』という、いささかレトロとも思える表現がこの上なく適した八木沼と櫻内が、釣り上げたばかりの鯛を見ながら談笑している。  まさに今、日本の極道界を背