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作者:野原滋,サマミヤアカザ
类型:乙女向 BL 书籍样本 日文
出版:2017-01-19(幻冬舍)
价格:¥680 原版
文库:幻冬舍金红石文库

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そらのだいじな旦那さま 幻冬舎ルチル文庫 そらのだいじな旦那さま 野原 滋  ◆目次   そらのだいじな旦那さま   冬の晴れ間 雪解けの道   長く甘い冬のはじまり【電子限定おまけ】   あとがき そらのだいじな旦那さま  高く、高く、遠い空の上から、鳥の声がした。  ピュルル、ピールィ、コロコロ、ジジ……。  林の奥の、一番高い木のてっぺんで、今日もあの鳥が歌っている。  鮮やかな青色の羽を持つ、とても綺麗な鳥だ。その姿と同じ美しい歌声が、捨は大好きだった。  毎朝、捨が林に行くと、待っていてくれたようにして、あの美しい歌声を聞かせてくれた。肩や頭の上に乗ってきてくれたこともある。山に入れば道案内もしてくれた。  その日の仕事を終わらせることができずに酷く殴られた日も、今日はいっさい顔を見せるなと小屋を追い出され、途方に暮れた日も、どんな時でもあの鳥は、捨のために歌を歌い、慰めてくれたのだ。  薄暗い箱の中から御簾に手を伸ばし、捨はそっと表を覗いた。今日この里を去る捨を、あの鳥が見送りにきてくれたと思ったからだ。 「……姫、顔を出されてはなりませぬ」  輿から顔を覗かせた