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作者:鳥谷しず,コウキ。
类型:乙女向 BL 书籍样本 日文
出版:2016-10-19(幻冬舍)
价格:¥756 原版
文库:幻冬舍金红石文库

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愛しのオオカミ、恋家族 幻冬舎ルチル文庫 愛しのオオカミ、恋家族 鳥谷しず  ◆目次   愛しのオオカミ、恋家族   春嵐夜【電子限定おまけ】   蜜夜【電子限定おまけ】   あとがき 愛しのオオカミ、恋家族  母親がいるという離れへ入るための門は祖父の家の裏庭の奥にあり、辺りにたくさん植えられている木々の緑に覆われてひっそりと佇んでいた。  それは古くて小さな木戸だった。けれども、蓮が押してもびくともしない。  十歳にしては身体つきがほっそりしている蓮が特別非力だからでも、少し前から降りはじめた雪のせいで水仙を持つ手がかじかんでいるからでもない。  門には呪の鍵がかかっていて、祖父が許可した者しか通れないのだ。  蓮がどれほど一所懸命に頼んでも、祖父は母親に会っていいとは言ってくれない。だから、蓮にはこの小さな門をくぐることができない。 「もう帰りましょう、蓮様。風邪をひきますよ」  蓮が纏うダウンジャケットの肩に薄く積もった雪を払い、旭陽が帰宅を促す。  こうしてここに突っ立ったまま、何時間が経っただろうか。身体は冷え切っているし、足先もじんじんと痺れて痛い。けれども、蓮は